YouTuberヒカルが所属するVAZ、11億5200万円の資金調達を完了 —— 非大卒向け就職支援サービスを拡大

 バズキャリ就活

非大卒者のための内定直結型就活イベント 「バズキャリ就活」の公式サイト。

画像:VAZ,inc.

インフルエンサーマーケティング事業を行うVAZ社は2017年6月から2018年3月までに、総額11億5200万円の資金調達を完了したと発表した。

既存株主のコロプラネクストやホリプロ、読売テレビエンタープライズに加えて、共同ピーアールやドワンゴ、フリークアウト、フロンティアエージェント、PERSOL INNOVATION FUNDなどが投資ラウンドに参加した。調達した資金は、中卒・高卒・専門卒・及び大学中退などの非大卒者を対象とした就職支援サービス「バズキャリア」に充当する。

VAZはYouTuberやツイッターなどで活動するインフルエンサーのマネジメント事業を行なっている。ヒカルや禁断ボーイズなどのYouTuberが所属している。2017年、ヒカル、いっくん(禁断ボーイズ)、ラファエルは、個人の価値を株式に見立てて売買できるプラットフォームで行った取引が、株式市場であれば「インサイダー取引」にあたる行為だとして批判を浴びた。

(関連記事:「VALU騒動」から2カ月半、YouTuberヒカルが復帰 —— 所属事務所がコメント

インフルエンサーマーケティングから就職支援サービスへの事業の多様化について、VAZの広報担当は「就職支援サービスとインフルエンサーマーケティング事業とのシナジーを見込んでいる。同年代のインフルエンサーが情報発信することで、非大卒という人材市場に注目を集めることができると考えている」と回答した。

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