原子力潜水艦「ミシガン」が、今日4月25日火曜日、朝鮮半島付近に到着。原子力空母「カール・ビンソン」と合流する見込み。
US Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Kristopher Kirsop
巡行ミサイル「トマホーク」を150発以上搭載する原子力潜水艦「ミシガン」が、北朝鮮人民軍が創設85週年を迎える今日4月25日火曜日、朝鮮半島付近に到着。原子力空母「カール・ビンソン」と合流する見込みだ。UPIが伝えた。
北朝鮮は今日、同国が「いつでも準備はできている」と主張する核実験を実施する可能性がある。
北朝鮮のメディアは、空母「カール・ビンソン」の派遣を「核戦争を意図するアメリカによる極めて危険な行為。侵略者は死体の山を築くだけだ」と激しく批難した。
南シナ海を航行する空母カール・ビンソン
Thomson Reuters
21世紀に入ってから、核実験を行ったのは北朝鮮のみ。この地域の米軍、および同盟国に対する挑発行為であり、米軍と同盟国は高い警戒態勢を敷いている。北朝鮮は15日の軍事パレードに、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を登場させた。
トランプ大統領と中国の習近平国家主席は24日月曜日、北朝鮮問題について電話会談を行った。さらにトランプ大統領は26日水曜日、上院議員を集めて北朝鮮情勢について説明する予定だ。
[原文:A nuclear-powered submarine is joining the USS Carl Vinson near North Korea as tensions flare]
(翻訳:増田隆幸)