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厚労省の「新型コロナ全国調査」を装う詐欺に注意喚起。LINE公式マークの有無をチェック

TwitterではLINE株式会社を騙る偽アカウントが存在するという情報や、クレジットカードの番号を入力させようとするものまで存在してるという情報が拡散している。厚生労働省は注意喚起を促す文書を発表した。

新型コロナウイルスに関し、厚生労働省とLINEが感染状況の把握や感染拡大防止のために3月31日に実施したアンケート調査。

この調査を装い、クレジットカード番号等を尋ねる等詐欺が疑われる事案が発生しているとの情報が寄せられているとして、同省が注意を呼びかけている。

厚労省とLINEが実施しているのは、「新型コロナ対策のための全国調査」。双方の間で3月30日、情報提供に関する協定が結ばれ、実施された。

LINEのユーザー約8300万人全員が対象となっており、アンケートで得た情報は「新型コロナウイルス感染状況の把握や感染拡大防止のための有効な対策検討に活用いただくために、厚生労働省に提供」するとしている。

公式アカウントの見分けかたを注意喚起

しかし、突然のアンケート調査の実施に戸惑いの声も少なくなかった。

さらに、調査を騙る偽アカウントが存在するという情報や、クレジットカードの番号を入力させようとするものがある、という情報も拡散した。

LINEはこうした情報があることについて把握しているといい、広報担当者は「実際に類似のアカウントが出回っていないか等について注視してまいります」とコメントした。

#LINE新型コロナ全国調査 アカウント名「LINE」の左横に緑の公式マークがあるアカウントより、メッセージが順次届きます。 回答期間中に体調の変化などがあれば修正も可能です。最後にお答えいただいたものを集計します。 https://t.co/Hhy1RPacsL

そのうえで、LINEは自社のTwitterアカウントで「正しいアカウントの見分け方」を周知している。

公式のアカウントであることを示す緑のバッジが付いているかどうかが、その方法だ。類似のアカウントには注意が必要だ。