開発したロボット「スコルピウス」がラグビーボール(右下)を蹴り上げる様子を見守るチーム・ロボコンのメンバーたち。右側のロボットは「由美子」=野々市市扇が丘で
金沢工業大(野々市市)の学生団体「チーム・ロボコン」が、手作りしたロボットの性能を競う催し「オンライン!学ロボFESTIVAL(フェスティバル)」で全国三位に入賞した。 (吉田拓海)
催しは、新型コロナウイルスの影響で中止となった「学生ロボコン2020」に代わる大会として、オンライン形式で九月二十六日に開催された。
七人制ラグビーを模した競技「ロボ・ラグビー」に出場するロボット二体を作ることが課題で、各チームはロボットを自作し、動く様子を撮影。参加した全二十七チームが互いに他チームの動画を見て投票し、上位五チームを決めた。
チーム・ロボコンが手掛けたロボットは、キックやパスを担当する「スコルピウス」と、トライを担当する「由美子」の二体。スコルピウスは、ペットボトルにためた圧縮空気の力で子ども用のラグビーボールを高さ約四メートルのゴールポストへ飛ばす。
由美子は大きな網で空中のラグビーボールを捉え、保持したままゴールエリアに進入し、ボールを置いてトライする役割を担った。
チームのリーダー、長谷部允則(まさのり)さんは「どちらのロボットも、全機構が他校と異なったオリジナルの機体。三位はうれしい」と喜びを語った。
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