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共産が横井氏支援を表明

2021年3月26日 10時08分 (3月26日 10時12分更新)
 名古屋市長選で、共産党愛知県委員会は二十五日、市内で記者会見し、横井利明市議を党として自主的に支援すると正式に表明した。元自民市議を共産が支援するのは異例。
 県委員会は、不正署名問題が発覚した大村秀章・愛知県知事のリコール(解職請求)運動を巡り、河村たかし市長が支援したことを「道義的責任が問われる」と批判。前回の市長選に出馬した男性弁護士の擁立を目指したが頓挫した。
 一方、横井氏は自民支持層以外の幅広い層にも支援を呼びかける姿勢を表明。これを受け、共産は横井氏側と協議し「河村市長の当選を阻止する」「新型コロナウイルス感染から市民の命を守る」という立場で一致したという。
 会見した県委員会の石山淳一書記長は「横井氏とは敬老パスの問題など一致しないことがあるが、河村市長の当選を阻止する大義のため、横井氏の勝利を勝ち取る以外にない」と決意を述べた。横井陣営とは別に独自で街宣活動したり、電話で党員に投票を呼び掛けたりする。

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