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JR東海赤字2015億円 21年3月期、民営化後初めて

2021年4月28日 05時00分 (4月28日 05時01分更新)
 JR東海が二十七日発表した二〇二一年三月期連結決算は、新型コロナウイルスの感染拡大による主力の東海道新幹線の利用落ち込みで、売上高が前年比55・4%減の八千二百三十五億円となり、純損益は二千十五億円の赤字となった。通期での純損失は国鉄民営化後初めて。合わせて公表した二二年三月期業績予想は九百億円の黒字を見込む。
 主力の東海道新幹線の運輸収入は新型コロナの影響を大きく受け、前年比66・9%減の四千百七十三億円まで落ち込んだ。在来線を含めた運輸収入は前年比65・1%減の四千七百六十一億円。ジェイアール名古屋高島屋などを抱える流通業や、駅ビルなどを運営する不動産業も減収となるなどグループ全体で苦し...

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