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内村航平 引退示唆「するのはもういいのかなと…後輩達に伝えていかなきゃいけない立場」【東京五輪・体操】

2021年7月24日 17時24分

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鉄棒の演技を終え、厳しい表情を見せる内村航平

鉄棒の演技を終え、厳しい表情を見せる内村航平

◇24日 東京五輪 体操男子団体総合予選(有明体操競技場)
 まさかの落下で東京五輪を終えた内村航平(32)=ジョイカル=が競技終了後のインタビューで「若干見てる中で体操するのはもういいのかなと思っちゃったりしました。やることじゃなくて後輩達に伝えていかなきゃいけない立場だと思った」と今大会を最後に第一線から退くことを示唆した。
 故障の影響もあり、4大会連続出場となる東京五輪には鉄棒の1種目に専念していた。離れ技を決めた直後、倒立して体をひねりながら手を持ち替えるところでつかみ損ね、そのまま落下。13.866点で予選敗退となった。
 今の心境を聞かれると「うーん、もう米倉に土下座して謝りたいですね。そんな気持ちです。自分としては代表が決まってから強い気持ちでやってきたつもりでしたけど、本当につもりだったのかな」と代表を争った米倉英信(24)の名前を挙げて複雑な心境を漏らし、「変にスッキリはしてますけど、これまで準備してきたものが出せなかったのは悔しい」とも語った。
 団体チームは1位で決勝へ。「結局男子体操のキャプテンとしての仕事をしなきゃいけないので」「団体の4人が決勝に残っているので、彼らが主役です」とチームメートに期待するよう呼び掛けた。
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