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二人三脚でつかむぞ根尾一軍再昇格 竜未来の主力候補の指導立石コーチに一本化

2020年3月28日 02時00分

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居残り練習で立石コーチ(左)の指導を受ける根尾

居残り練習で立石コーチ(左)の指導を受ける根尾

 中日の根尾昂内野手(19)が、“立石塾”で再出発を図る。現在は2軍で練習に励む未来の主力候補の指導をチームとして立石充男野手総合コーチ(62)に一本化。昨季から根尾の状態をよく知る立石コーチと二人三脚で1軍再昇格を目指す。
 全体練習が終わった屋内練習場に乾いた打球音が響く。汗でぐっしょりになりながら一心不乱にバットを振り込む根尾。居残り練習に付き添い、トスを上げていたのは立石コーチだった。
 「とらえたと思った打球がファウル、いい打ち方やと思ったら次の打席で(フォームが)違うこともある。今は結果じゃなくて内容。下半身の使い方やボールの見方を染み込ませないと」
 昨季は巡回野手コーチとしてルーキーイヤーの根尾を間近で見てきた。1軍昇格直前の昨年9月にはウエスタン・リーグで打率3割5分5厘と高打率をマーク。成長の証しを示し1軍への切符をゲットした。昨年のいい時も悪い時も知っているからこそ分かる変化もある。
 1軍再昇格を目指して開講された“立石塾”。そこには首脳陣の意図がある。「一人の人から言ってもらった方が迷わないと思うんでね」とは仁村2軍監督。直接指導する人を一本化し、混乱させないようにする狙いだ。
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