韓国サムスン、4~6月期の営業益23%増 半導体が好調

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韓国サムスンが発表した4~6月期決算は営業利益が23%増だった/Jung Yeon-je/AFP/Getty Images

韓国サムスンが発表した4~6月期決算は営業利益が23%増だった/Jung Yeon-je/AFP/Getty Images

香港(CNN Business) 韓国のサムスン電子は7日、4~6月期の営業利益が前年同期より20%以上増えたとする決算速報を発表した。

発表によると、今期の営業利益は前年同期比23%増の8兆1000億ウォン(約7300億円)だった。

この中にはディスプレー部門の臨時的な利益が含まれるとしたが、詳細の説明はなかった。

売上高は前年同期比7%減の52兆ウォンで、アナリストらが予想した51兆4000億ウォンを上回った。

決算の確報値は今月末に発表される予定。同社は米アップルや中国のファーウェイ(華為技術)にディスプレーパネルやメモリーチップを供給していることから、その決算は新型コロナウイルスの感染拡大でハイテク大手各社がどのような影響を受けたかを知る手がかりとして注目される。

感染拡大によって在宅勤務や自宅でのゲーム、映画鑑賞の需要が世界各地で高まり、メモリーチップが好調な売れ行きを示した。

家庭用電子製品の販売は落ち込み、アナリストによればスマートフォンの販売台数は前年同期比27%減となったものの、外出制限の影響でテレビなどの売り上げは堅調。店舗休業による営業コストの縮小や出張費用の抑制も増益に貢献したとみられる。

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