俳優で怪談家の稲川淳二が自身のツイッターで「稲川淳二」が俳句の季語になっているとつぶやいたことをきっかけに、ネットユーザーの間で即興の“句会”が盛り上がっている。
稲川は27日、数回に分けてツイッターを更新。「3、4年前に、俳句協会から『稲川淳二さんが夏の季語になりました』という、ご連絡をいただきまして、身に余る光栄でありますが、どうやら私も夏の風物詩になったようです」と投稿。続けて「今日あるのも、偏に、ファンの皆さんとスタッフ関係者の皆さんの御蔭ですね」などと、感謝の気持ちをつづった。
稲川は45歳で「怪談ナイト」を始め、今年で30周年。2020年のコロナ禍も、感染症対策マニュアルを手探りで練り上げて全国ツアーを敢行した。そんな彼の投稿はツイ民の間でもじわじわと話題になり、28日、ツイッターのトレンドに「稲川淳二」がランクインした。
これをきっかけに、リプ欄では「稲川淳二」を季語に“句会”がスタート。「怖いなぁ 稲川淳二 怖いなぁ」「カーラジオ 稲川淳二 肝試し」「静けさや 稲川淳二 岩に染み」「熱帯夜 稲川淳二で 涼む夜」「停電で 稲川淳二 部屋に置く」などと、一句詠むユーザーが続出した。
ツイッターにはほかにも、「稲川淳二が夏の季語になった話めちゃくちゃ笑ってる」「日本の夏、稲川淳二」「夏の三大季語、海、花火、稲川淳二」「冬に聴く稲川さんも大好きですが、おめでとうございます」などのコメントも殺到。多くの冬のヒットナンバーから「冬の女王」の異名を持つ広瀬香美らの名前を持ち出して、「広瀬香美もそろそろ冬の季語になるんかな」「個人的にはすでに『TUBE』も夏の季語だし『広瀬香美』は冬の季語だ」「夏と言えば『サザン』『TUBE』『稲川淳二』って言う3段オチくらいの鉄板だから当然かと!www」といった書き込みも散見された。