岡見勇信、急きょ参戦も肩固めで失神KO UFC

サン・プルー(上)に絞められ、失神する岡見(撮影・河野匠)

 メインのライトヘビー級戦は、岡見勇信(36)が、オヴィンス・サン・プルー(米国)に、1回1分50秒、肩固めで敗れた。

 マウリシオ・ショーグンの故障欠場により急きょUFC参戦となり、試合開始と同時にタックルをしかけた。右足を取りにいったものの、サン・プルーに首をきめられ、下になったまま抑え込まれた。さらに、肩固めをきめられると、失神し1本負けとなった。

 「警戒していたが、自分の中ではきまっていない感覚があった。力を使わせて仕掛けていこうと考えていたら落ちていた。4年ぶりのUFCで、4年間目指していた舞台だった。今後は元の階級のウエルター級に戻って試合がしたい」と話した。

 サン・プルーは、肩固めが得意技で、自身3度目の肩固めによる勝利となった。「肩固めは予定していなかったが、岡見に頭に手を回されて、自然に手が回って肩固めになった。急な変更にもかかわらず、相手を引き受けてくれた岡見に感謝しているよ」と話した。