佐伯霞「気付いたら倒れて」最速タイ4戦目世界奪取

プロ4戦目でWBO女子世界ミニマム級王座を奪取した佐伯霞(撮影・加藤裕一)

<プロボクシング:WBO女子世界ミニマム級王座決定戦10回戦>◇27日◇エディオンアリーナ大阪

WBO女子世界ミニマム級王座決定戦10回戦が27日、エディオンアリーナ大阪で行われ、佐伯霞(22=真正)がプロ4戦目で世界王座を奪取した。

エリザベス・ロペス(27=メキシコ)に右カウンターを決め、6回にTKO勝ちした。4戦目の世界奪取は、08年の富樫直美(WBC女子ライトフライ級暫定王座)と並ぶ国内最速タイ記録。「全然感覚がなくて、気づいたら相手が倒れていた。ちょっとビックリ…エヘ■」。11年に14歳で世界女子ジュニア選手権48キロ級で金メダルを手にし、プロではデビュー1年で世界を手にした。同級のタイトルは多田悦子(真正)が昨年12月に獲得した後、WBC女子ミニマム級で4団体制覇を狙うため返上していた。※■はハートマーク