安藤サクラ「まんぷく」2日連続大台割れ19・8%

NHK連続テレビ小説「まんぷく」のヒロインを務める安藤サクラ(2018年1月31日撮影)

女優安藤サクラ(32)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(午前8時)の26日に放送された第49話の平均視聴率が19・8%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の23・8%。

同ドラマは、インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)仁子(まさこ)夫妻をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功の「敗者復活の物語」が描かれる。

脚本は大河ドラマ「龍馬伝」や、ヒットドラマの「HERO」「ガリレオ」などを手がけた福田靖氏(55)、チーフ・プロデューサーは、福田氏と「龍馬伝」でもともに仕事をした真鍋斎氏(50)が担当する。

また全編ナレーションを女優芦田愛菜(14)が務め、DREAMS COME TRUEが朝ドラで初めて2度目(1992年放送の「ひらり」の「晴れたらいいね」以来で26年ぶり)の主題歌を担当する。

あらすじは、新たな栄養食品「ダネイホン」の開発を始めた萬平(長谷川博己)だったが、ガマガエルを使った実験は失敗。そこで大阪帝大の栄養学者の近江谷佐吉から牛の骨で作ることを提案された。萬平は福子(安藤サクラ)の「清香軒に相談したら」との助言から無事に骨を手に入れ開発に取り掛かった。一方、塩作りをしている社員からは不満の声が上がっていた。福子も萬平がダネイホン作りに夢中で息子の源に構ってくれていないことに悩んでいた。食事もとらずに仕事に一生懸命の萬平に福子は何も言えなかった、という内容だった。