複数の女性との不倫スキャンダルが報じられ、10日に芸能活動自粛を発表したお笑いコンビ、アンジャッシュの渡部建(47)がMCを務めるTBS系情報番組「王様のブランチ」(土曜午前9時30分)が13日、生放送された。

スタジオにはMCを務める佐藤栞里(29)を支える形でオリエンタルラジオ藤森慎吾(37)、山本舞香(22)が出演。冒頭で山形純菜アナ(25)が渡部の不在についてコメントした。

山形アナは「アンジャッシュの渡部建さんの不貞行為が週刊誌によって明らかになりました」と週刊文春の記事をモニターに映しながら報告。「これを受けて渡部さんは活動の自粛を発表。『王様のブランチ』の出演を見合わせることになりましたが、今後も放送を続けることになりました。皆さんどうぞよろしくお願いします」と伝えた。

その後藤森、山本にはさまれた佐藤が映され「今回からこのようなメンバーでお送りすることになってしまいましたが、これからも『ブランチ』は楽しい情報をお届けする番組です。今週も、テレビをご覧の皆さんが笑顔になれる番組にしたいと思っています」と涙を流しながらあいさつ。気丈に振る舞ったが、何度も声を詰まらせ、みるみる表情をゆがめた。

藤森は「栞里ちゃんにこんな顔させんじゃねーぞ!本当に」と画面越しに“説教”し、別室からリモート出演したニッチェ江上敬子(35)も「バカヤロー!」と続けた。

佐藤は、藤森から「みんなで頑張っていきましょう!」と励まされると、「頑張りましょう」と泣き笑いでガッツポーズを作った。

準レギュラーの相方、児嶋一哉(47)はこの日出演しなかったが、昨日12日には渡部がレギュラーを務めるJ-WAVE「GOLD RUSH」(金曜午後4時30分)に代打出演。相方のスキャンダルについて「たちが悪い、気持ち悪い不倫をした。本当に大バカ」などと涙ながらに謝罪し、「僕なんかより全然売れていて叱るのが立場的にしづらく、何か言うのが10年くらいなかった。甘やかした」と、コンビ内格差が渡部を増長させたことに反省の後悔をにじませていた。