レアル久保建英らレンタル移籍選手の大半売却へ ウーデゴール例外 現地紙

ヘタフェ久保建英(ロイター)

レアル・マドリードが、久保建英(19)を含め、今季期限付き移籍させている選手の大半を夏に売却する予定だと、スペイン紙マルカ電子版が19日に報じた。フランス1部パリ・サンジェルマンのFWエムバペを獲得する資金を調達するためだという。

マルカ紙によると、久保建英(ヘタフェ)、ブラヒム・ディアス(ACミラン)、ダニ・セバージョス(アーセナル)、ヘスス・バジェホ(グラナダ)、ルカ・ヨビッチ(Eフランクフルト)の5人が売却される見通しで、来季Rマドリードに戻れる可能性は低いという。

数少ない例外は現在アーセナルでプレーするMFマルティン・ウーデゴール。Rマドリードは中盤の選手層が薄い上、イスコの退団が濃厚のため、レアル復帰が見込まれている。

期限付き移籍中の選手で最も去就が注目されているのが現在、トットナムで素晴らしいプレーを見せているギャレス・ベール。6月30日で期限付き移籍が満了となるが、トットナムがベールを引き留める可能性はなく、いったんはRマドリードに戻ることになる。ただRマドリードはベールとの関係が悪化しているため、今夏売却の道を模索する見通しだ。(高橋智行通信員)