競泳男子の瀬戸大也(26=ANA)が、一部で報じられた女性問題について謝罪した。24日未明にマネジメント会社を通じて、コメントを発表。「自分の軽率な行動により、大切な家族を傷つけ、応援してくださっている皆様、関係者の方々、支援いただいている企業の皆様に大変不快な思いと、ご迷惑をおかけしてしまいましたことを深くおわび申し上げます。自分の行為を猛省し、家族との今後についてはしっかり話し合いたいと思っております。本当に申し訳ありませんでした」とした。

瀬戸は23日に週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」で女性問題が報じられた。14日に都内のホテルで、元飛び込み選手の優佳夫人(25)とは別の女性と約1時間半過ごしたという。瀬戸のマネジメント会社は「事実であることを確認いたしました」とした。

優佳夫人もコメントを発表した。「このたびは大也の行動により、日頃から応援してくださっている皆様、スポンサーの皆様、関係者の皆様にたいへんなご迷惑をおかけすることになり、申し訳ございませんでした。今後どのような形で皆様の信頼を回復していくことができるか、そして私たち家族のことについては、よく話し合っていきたいと考えております」とした。

瀬戸は16年リオデジャネイロ五輪400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得。17年に優佳夫人と結婚して、現在は2児の父親。昨夏世界選手権では個人メドレー2冠=東京五輪代表内定を手にした。今春の五輪延期では「抜け殻になりました」と心境をつづっていたが、8月28日の早慶対抗戦で半年ぶりにレースに復帰。来夏の東京五輪に向けて再スタートを切っていた。