エントリーシートなどの書類選考を通過し、いよいよ面接にすすめることになった時、面接対策として企業研究をさらに深め他の就活生と差をつけておくことが必要です。最終確認として、企業研究のチェックポイントをアドバイスします。
企業研究をしないと面接で落とされる理由とは?
面接で聞かれる質問の中で、志望企業についてどれだけ研究しているかを試す質問はよく出ます。具体的には、「当社を志望する理由」や「当社の同業他社との違い」など、企業研究をベースにした質問がありますが、これらの質問には当然他の就活生も狙いを定めて研究してきます。まったく答えられない、あるいは違った応答をしてしまうとそれが理由で落とされることも十分ありえます。
なぜ落とされるのか、具体的には以下のような理由です。
- 入社意欲が薄いとみなされる。
- 志望順位が低いとみなされる。
- 自社に適合していると勘違いしているとみなされる。
採用する側からすると、自社について掘り下げて研究していないということは、志望意欲が低いと理解します。就活生が短期間に多くの企業研究をすることは限界がありますが、志望意欲や志望順位の高い企業は必死に研究するはずなのに、研究不足だと当然意欲や志望順位は低いと判断されてしまいます。
とくに同業他社やライバル社との違いを言えないと、志望順位が下位に見られても仕方ありません。いくら「御社が第一志望です」と言っても、信用できないからです。
また、企業研究が浅いにもかかわらず、入社後に希望する職種や仕事を熱心に語っても、あまり知らないくせに適当なことを言っていると解釈されてしまいます。
出典:写真AC