春節控え、ビザ発給作業がピーク 中国人観光客に

 【北京共同】中国の日本大使館や総領事館で25日、春節(旧正月)に合わせ2月4日から始まる大型連休中に日本を訪れる中国人観光客向けの査証(ビザ)発給作業がピークを迎えた。日本政府は今月から発給要件を緩和。大使館関係者は前年同期に比べ「1~2割は申請が多い感じがする」と話しており、今年も多くの中国人観光客が日本各地を訪れそうだ。

 北京の日本大使館では25日午前、旅行代理店の担当者が顧客から預かった旅券(パスポート)をスーツケースに入れ、慌ただしく持ち込む姿が見られた。館内の机にはパスポートの束が積み上がっていた。