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本屋の匂いや、古い本、新しい本の持つ独特の匂いで無性に本が読みたくなった経験はないだろうか?

カフェや図書館など、お気に入りの読書スポットの匂いも、読書タイムを盛り上げる大切な要素といえるかもしれない。

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アメリカ・ミネソタ州に住む陶芸家のRoxieさんは、大の本好き。ある日、図書館の香りのするキャンドルが欲しいという欲求に駆られ、インターネットで探し回ったが見つからなかった。

しかし、彼女はこの欲求を抑えられず、自分で作ることを決心。陶芸スタジオ「Frostbeard」を共同で経営する、アニメーターで夫のTomさんとともに、本好きによる、本好きのためのアロマキャンドル「Book Lovers’ Soy Candles」を誕生させた。

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記念すべき第一作は「OXFORD LIBRARY」。

数々の映画や小説の舞台となった、オックスフォード大学の図書館。長い歴史を歩んできた机や本棚から発せられる木の匂い、革表紙の本から漂う革の匂い、そして、英国紳士のかすかなコロンの匂い……。そんなイメージで作られた一品だ。

ほかにもペーパーバック、古本、書庫、本屋など、さまざまなタイプの本の匂いをイメージしたキャンドルが勢揃いしている。

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小説からインスパイアされたキャンドルもぞくぞく登場。

ミステリー小説好きには、シャーロック・ホームズと、その舞台となった雨の似合うロンドンをイメージした「SHERLOCK’S STUDY」がおすすめ。古い葉巻と雨の匂いが、探偵のようにシャープで物憂げな気分にさせてくれるはず。

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1920年代のアメリカ全盛期。紳士達が海辺の別荘で優雅な休日を過ごす姿をイメージしたのが、「GATSBY’S MANSION」。

海風とともに、かすかに漂うシャンパンの香りでノスタルジックな雰囲気を演出してくれる。

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キャンドルは、ハンドメイドで環境にも人体にもやさしい大豆を原料に使用している。ジャータイプは約226g(8オンス)で、燃焼時間は約65時間。価格は、約2100円(18ドル)。そのほかに、4種類のティーライトがセットになったサンプルタイプやアロマポットで溶かして香りを楽しむタルトタイプも揃えている。

ハンドメイド製品を得意とするECサイトEtsy上の「Frostbeard」のショップから購入可能。おすすめの本とキャンドルの組み合わせは、Frostbeardのインスタグラムを参考にするのもおすすめ。

大事な読書タイムは、自分が一番読書に集中できるキャンドルの香りで盛り上げてみては?

Book Lovers’ Soy Candles  [Etsy]

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