立民・初鹿氏、強制わいせつ容疑で書類送検の事実認める

知人女性へのわいせつ行為容疑で書類送検され謝罪する立憲民主党・初鹿明博衆議院議員=17日午前、国会内(春名中撮影)
知人女性へのわいせつ行為容疑で書類送検され謝罪する立憲民主党・初鹿明博衆議院議員=17日午前、国会内(春名中撮影)

 立憲民主党の初鹿明博衆院議員(50)=比例東京=は17日午前、国会内で記者団の取材に応じ、平成27年5月にタクシーの車内で知人女性にわいせつな行為をしたとして、警視庁葛西署に強制わいせつ容疑で書類送検された事実を認めた。

 容疑の認否については「現在進行中の案件であり、お答えは差し控えたい。いずれにしても捜査当局に対して全面的に協力している。判断は捜査当局に委ねたい」と述べるにとどめ、明らかにしなかった。

 捜査関係者によると、初鹿氏は27年5月、東京都内を走行中のタクシーの車内で、同乗していた知人女性にキスを迫り、わいせつな行為をした疑いが持たれている。女性は今年に入り、同署に刑事告訴していた。

 初鹿氏は29年に週刊誌で疑惑を報じられ、立民は6カ月の役職停止処分としていた。

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