「世界で最も住みやすい」大阪3位 英誌都市ランク調査

 
夜になり、いっそう訪日外国人らでにぎわう大阪・ミナミの道頓堀=大阪市中央区

 英誌エコノミストの調査部門は15日までに「世界で最も住みやすい都市」のランキングを発表し、3位に大阪、7位にカナダのトロントと並んで東京を選んだ。

 ■首位ウィーン、東京7位

 首位はオーストリアのウィーンで、2位はオーストラリアのメルボルン。カナダのカルガリーが4位、オーストラリアのシドニーが5位。

 同誌は140都市を治安や医療、文化と環境、教育、インフラの各分野で採点。前年トップ10圏外だった大阪の躍進の理由について「公共交通機関の利便性向上や犯罪発生率の減少」を挙げた。

 ウィーンは治安や医療、教育、インフラの各分野で満点の評価を獲得し、前年まで7年連続でトップの座を守ってきたメルボルンをわずかの差で上回った。

 最も住みにくい都市は前年に続き、内戦が続くシリアの首都ダマスカスだった。(ロンドン 共同)