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日本記録タイで予選落ち 男子1600メートルリレー/陸上

東京五輪第15日・陸上(6日、オリンピックスタジアム)男子1600メートルリレー予選は日本(伊東、川端、佐藤、鈴木)が日本記録に並ぶ3分0秒76で健闘したが、2組5着で敗退した。

男子1600メートルリレーの日本はエースのウォルシュをけがで欠く中で日本記録タイと健闘した。それでも決勝には届かず、3走の佐藤は「3分切りをアベレージ(平均)で出せるチームにしないと世界で戦えない」と悔しがった。

各走者が前半から積極的に攻める展開をテーマに掲げ、米国でマイケル・ノーマンらトップ選手と合同練習を積んで精神的な「世界との壁」を取り払ってきた。個々の走力向上は変わらない課題。アンカーをつとめたメンバーでただ一人の大学生、鈴木は「もらったところから順位を落としてしまった。先輩に頼らずとも力を発揮して貢献できるようにしないといけない」と成長を誓った。

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