(日本生命セ・パ交流戦、日本ハム―ヤクルト、3回戦、1日、エスコン)ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が一回1死一、二塁で先制打となる左前適時打を放った。塁上では右拳を突き上げてガッツポーズをみせた。
「先制のチャンスだったので、追い込まれていましたが甘い球を待って打つことが出来ました。先制できてよかった」
16連敗を喫した2019年以来の12連敗(1分挟む)中。トンネルからの脱出に向けて新たなオーダーで臨んだ一戦。2番の青木が失策で出塁すると、今季初めて先発した川端が内野安打でつなぎ、チャンスで村上に打順が回ると、カウント0―2から日本ハム先発、加藤貴の真ん中134キロのフォークボールを捉えた。
青木の本塁生還に日本ハム・新庄監督からリクエストがあり、リプレー検証となったが、覆ることなく幸先よく先制した。