(セ・リーグ、ヤクルト―DeNA、14回戦、29日、神宮)ヤクルト・小川泰弘(33)が通算1500投球回を達成した。プロ野球史上184人目の記録となった。
記録まで残り7回としていた右腕。この日は140キロ台の直球と90キロ台後半のカーブで緩急をつけながら粘りの投球だった。1―0の二回は無死一、三塁から大田に適時二塁打を浴びるなど3連打されたが、その後は伊藤光を空振り三振に仕留めるなど最少失点に。六回にも牧に同点ソロを浴びたが、7回113球を投げて8安打2失点と先発の役目を果たして降板した。
七回を投げ終えて記録を達成すると、一塁ベンチ前で記念のボードが贈られ、ナインとファンからは拍手が送られた。