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2019.6.15

脳科学者・中野信子が『キレる!』を科学する。

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脳科学者・中野信子が『キレる!』を科学する。

「キレるスキル」を身に付けて危険&トラブル回避!!

キレて、人や物に当たり散らし後悔する人。

キレられ放題なのに、何も言えずストレスを抱え込む人。

自分であれ他人であれ、〝キレる〟行為に悩んだ経験はありませんか?

特にここ最近は、高速道路での悪質なあおり運転(ロードレイジ)、児童虐待、モンスターペアレント、海外においては銃の乱射など、感情の暴走が社会問題になっています。

できれば、誰にもキレず、キレられず、平和な毎日を過ごしたいものですが、キレる発端となる「怒り」の感情は人間にとって自然なものです

この世からなくなることはありません。

 

本書では、「実はキレて抵抗することが苦手」という著者が、〝キレる〟という感情について、「なくすべきもの」とネガティブに捉えず、脳科学的に分析しながら具体的な対処法・活用法を考察していきます。

 

‹‹相手の身勝手な怒りや不条理な言動には、上手にキレて、抵抗する必要があるのです。

……この本を通して、どうキレて、どのように抵抗すると、相手と良好な関係を保ちながら、自分を大事にすることができるのか、考察していきたいと思っています。

 

第一章では、なぜキレる必要があるのか、そして、〝損するキレ方〟と〝得するよいキレ方〟について解説します。

第二章では、キレる人の脳に起きる現象を取り上げ、何が怒りを誘発させ、助長するのか、分析します。

第三章では、キレやすい人に対する対処法を、第四章では、キレやすい自分との付き合い方を、それぞれケース別に提案します。

最後に第五章では、〝戦略的にキレる〟とはどのようなことなのか、上手な切り返し方とそのポイントを、国内外で活躍している言葉の達人を例に挙げながら考察します。››(本書「はじめに」より)

 

日本人は〝キレ下手〟な人が多いです。

その一因は、親や学校からの教育で、「怒ってはいけません」と我慢ばかり刷り込まれることにあるかもしれません。

この本で伝えたいことは、キレるということが、必ずしもデメリットだけではないということ。

正当な怒りをぶつけることは自分を守ることにつながります。

けれども、周囲とトラブルを起こさずキレるには、そのためのスキルと訓練が必要です。

怒りの正体を科学的に分析しながら、〝キレる人〟〝キレる自分〟に振り回されず、〝キレ上手〟になって賢く生きる術を伝授!

 

小学館新書

『キレる!

脳科学から見た「メカニズム」「対処法」「活用術」』

著/中野信子

 

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