エレーラ、マンUとの契約を更新しない模様…移籍先はバルセロナか

エレーラ

エレーラは出場機会の減少に不満があると言われている [写真]=Getty Images

 スペイン人MFアンデル・エレーラは2018年までとなっているマンチェスター・Uとの契約を更新せず、移籍する可能性があるようだ。スペイン紙『アス』が20日付で報じている。

 エレーラは昨シーズン、マンチェスター・Uの年間MVPに輝いたが、今シーズンは出場機会に恵まれていない。現在は、チェルシーから移籍したセルビア代表MFネマニャ・マティッチの控えに回っている状況だ。今シーズン、プレミアリーグでは6試合に出場しながらも、スタメンは2試合にとどまっている。

 エレーラは現状に不満を抱いているとされ、昨年11月から始められた契約交渉は未だに合意に達していない。移籍先としてはバルセロナが有力視されているようだ。バルセロナを率いているエルネスト・バルベルデ監督は同選手がアスレティック・ビルバオ時代にともに戦った“恩師”ともいうべき存在。実際、今夏にはバルセロナが同選手獲得のために動き出したとも報じられていた。

 同選手は他のクラブと1月ごろから交渉に入ると見られている。契約が切れる2018年の夏には移籍金ゼロで他のクラブに渡ることが可能。これを阻止したいマンチェスター・Uはオプションである1年間の契約自動更新に踏み切ると囁かれている。

 2014年に3600万ユーロ(約47億8000万円)でマンチェスター・Uに加入したエレーラ。マンチェスター・Uでは加入からリーグ戦90試合に出場し、攻守両面でチームに貢献していた。

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