川内 母校学習院大陸上部コーチ就任へ、実質ボランティアも快諾

[ 2019年4月6日 05:30 ]

川内優輝
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 今月からプロランナーに転向した川内優輝(32=あいおいニッセイ同和損保)が、母校・学習院大の陸上部アドバイザリーコーチに就任することが5日、分かった。関係者によると、プロ選手となったことで後援会などが依頼し、川内も快諾。川内は遠征が多いため常勤指導ではなく、アドバイザーという形で部員の相談に応じていくという。

 実質ボランティア的な役割だが、川内自身も以前から「陸上部から要請があれば考えます。海外でもメールで相談してくれたら答えられます」と意欲を見せていた。可能であれば、陸上部の練習にも参加するという。

 過去に学習院大で箱根駅伝出場を果たしたのは、07、09年に学連選抜でいずれも6区に出場した川内のみ。10月に行われている箱根駅伝予選会にはほぼ毎年顔を出すなど、卒業後も母校の応援を続けていて、現役選手たちにも人気が高い。関係者は「学生にもいい影響があるのではないか」と期待する。現在も6個の学内記録を持つ“レジェンド”が後輩のために一肌脱ぐ。

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2019年4月6日のニュース