自民党の宮腰光寛元沖縄北方担当相が30人と飲酒 転倒して救急搬送「深く反省」

2020年12月26日 20時46分

宮腰光寛元沖縄北方相

 自民党の宮腰光寛みつひろ元沖縄北方担当相=富山2区=が、富山市内で25日夜に開かれた漁業関係者との懇親会に参加していたことが26日、関係者への取材で分かった。約30人が参加し、酒も出たという。宮腰氏は飲酒して転倒し、救急搬送された。
 関係者によると、出血があったものの、けがの程度は軽いという。宮腰氏は事務所を通じ「懇親会への参加を自粛しなかったことは認識が甘かったと深く反省している。国民、県民におわびする」とのコメントを出した。
 政府は5人以上での飲食は「新型コロナウイルスの感染リスクが高まる」として注意を促している。富山県は25日、感染拡大警報を出していた。
 宮腰氏は同県黒部市出身。富山県議などを経て、1998年の衆院補選で初当選し、現在8期目。首相補佐官などを経て、2018年10月に初入閣した。今年11月まで富山県連会長を務めた。 
(共同)

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