コラムニストのマツコ・デラックス(46)の「5時に夢中!」(TOKYO MX)での発言を巡って、マツコ及びMX側に抗議していた「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(52)は15日、MXに番組出演の要望書を申し入れた。

「ふざけて投票した人もいる」「気持ち悪い」などとマツコが発言したことに立花氏は「N国党に入れてくれた有権者をバカにするのは許せない」と反論し、12日には生放送中の同局に“突撃”し、騒動になっていた。

 N国党はこの日、上杉隆幹事長名義でMX側に「番組出演のお願い」として、MXが政治的公平を定めた放送法4条に違反している可能性や立花氏は反論権を有すると指摘。「立花孝志が反論できるようなフェアな出演の機会を求めます」「編集権に介入するつもりはない。条件等は相談させてください」と要望した。

「素晴らしい番組である『5時に夢中!』にこれ以上、傷がつくことは視聴者も立花も含め、誰一人望んでいません。大川プロデューサーと御社の良識ある英断を望みます」と締めた。

 上杉氏によればMX側から回答があれば、立花氏が予告している毎週月曜のMX前での抗議活動も取り下げる意向だという。

 この日、私人として靖国神社を参拝した立花氏は「先方は国民の電波を使っている。いろんな著名人が私を批判しているのはネットやツイッターで批判するのはOKだが、MXさんは放送法を遵守しないといけない。月曜日までに回答がない場合は抗議活動をしたい」と話した。