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大船渡市で炊き出しボランティア 笑顔と元気をお届け アントニオ小猪木さんと大関さんら

社会

公開:2011年4月7日

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被災者の方々とふれあった(中列真ん中がアントニオ小猪木さん・後列右が大関代表)、瓦礫と化した町並みはショッキングなもの(3月29日撮影)
被災者の方々とふれあった(中列真ん中がアントニオ小猪木さん・後列右が大関代表)、瓦礫と化した町並みはショッキングなもの(3月29日撮影)

 臓器移植支援を行うNPO特定非営利活動法人博愛プロジェクト(大関強代表理事/横山)では先月28日から0泊3日で、相模原市の友好都市である岩手県大船渡市へ向かい、炊き出しボランティアを行った。

 現地入りしたのは、大関代表ら同団体の7人とお笑いタレントのアントニオ小猪木さん(西口プロレス所属)。親しい仲であるアントニオ小猪木さんに大関代表が声をかけると、快諾。一緒に活動することになった。

温かさに触れて

 到着して目に飛び込んできたのは、瓦礫の世界。「ビルの上に車、道路にタンカー。人間の力では不可能な世界が広がっていて、思わず無口になった」。その光景は、写真に収めることすら憚(はばか)られるほどだったという。

 炊き出しは、同市内の赤崎町蛸ノ浦地区漁村厚生施設で実施。700食分の焼きそばを調理した。「『ありがとう』の言葉や、被災者の元気な姿が嬉しかった」と二人。「できることはこのくらいだから」といっておばあちゃんがくれたチョコの味や、帰り際、見送りにと作ってくれた人間アーチが忘れられないという。

小さなことから

 活動を振り返り、大関さんは「行くだけで、そばにいるだけで人間のふれあいができる。思いやりをつなげたい」と話す。「お笑いタレントとして、元気や笑顔、ポジティブの輪を発信したい」とアントニオ小猪木さん。「小さなことで良いから思いやる気持ちを持って」と二人は力強く語っていた。
 

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