【配信終了日：11月29日（木）】動画はこちら

アルコ&ピース（平子祐希・酒井健太）がMCを務める11月22日（木）放送の「勇者ああああ 〜ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組〜」（毎週木曜深夜1時35分放送）では、「クイズ・フェードアウト」をお送りしました。



新旧ハードの発売期間にリリースされたソフトに注目するクイズ企画「クロス・フェード」の特別編。セガがドリームキャストの製造中止を発表した時期のソフトを、「発表前に発売」「発表後に発売」に仕分けしてもらいます。挑戦するのは、「このコーナーが1番面白いって近所のおじさんが言ってたよ」という素敵な口コミを教えてくれた東京ダイナマイト・ハチミツ二郎と、番組を代表するゲーマーの1人になったペンギンズ・ノブオ、そしていつもこのコーナーで大活躍を見せるハリウッドザコシショウの3人です。



スタッフが用意した強めに黄ばんだドリキャスのコントローラーを使って、仕分けクイズがスタート。まず最初にノブオが気になったソフトは「Rez」というリズムゲーム。ゲーム好き放送作家の岐部いわく「リズムゲームの究極系」とのことですが、シューティングとリズムの融合が新感覚として話題になった作品なのだそう。実際にプレイしてみると、キレイな映像におしゃれな音楽、斬新な世界観に一同感動。二郎は橋田壽賀子先生の「半歩しか先行っちゃいけない」という名言を引用して「発想が天才すぎて売れなかったのでは」と分析します。発売時期については、「発表前」と一旦保留に。



続いて手に取ったソフトは、「セガガガ」。倒産寸前のセガを業界シェア100%にして救うという、自虐要素たっぷりの経営シミュレーションとRPGを掛け合わせたゲームです。実際にプレイしてみると、急にインフルエンザとの闘いが始まったり、敵キャラを仲間にするために交渉したりと、かなり楽しめるバカゲーであることが判明。ノブオは、実際にセガの経営が傾いた時期を考え、「わざわざ自虐ゲームを出すのはかなり後期なのでは？」と予想します。ザコシショウも「製造中止しますってなってからヤケクソで作ったのかも」とし、「セガガガ」を「発表後」に仕分けました。



次に気になったのは、「ジェットセットラジオ」。二郎が「今のスプラトゥーンの原型になったんじゃないかな」とコメントするような、架空都市トーキョーを走り回りながら落書きをするというクールなゲームです。アニメのようなトィーンレンダリングというグラフィックが発売当時は画期的で、いろんな賞を総ナメにしたのだとか。今でも根強いファンがいる作品だということもあり、その人気の高さから「発表前」に仕分け。



続いて、「ROOMMANIA #203」を手に取ります。プレイヤーが神様目線になって主人公ネジタイヘイにいたずらを仕掛け、指定されたリアクションを取れたらクリアというアドベンチャーゲームです。実際にプレイしてネジタイヘイの部屋を物色していると、「CDリモコン」を発見。二郎は「2000年頭だとMDになってるはず」と踏み、「発表前」と判断します。

続いて「ゾンビリベンジ」に注目。ガンシューティングゲーム「ハウス・オブ・ザ・デッド」の流れを受けて作られた多方向スクロールアクションゲームです。岐部が「主人公3人選べるので、ぜひ毒島力也でプレイしてください」と指示。かなりハードボイルドなルックスの力也、ボスゾンビ相手に鈍器で殴りまくりです。CGの古さから、「発表前」に仕分けました。



全てをプレイして仕分けた現在、「発表前」に4つ「発表後」に1つという仕分け結果に。ノブオに意見を求めると「『Rez』が気になるけどPS2と同時発売じゃない可能性もあるし......このままでいきましょう」とのこと。もしこの判断が間違っていたときの罰ゲーム要員もノブオで決定です。

結果発表前のスタンバイ中、今までになかったスタッフの動きが気になってしまったノブオ。ちょっと怖いので、最後の最後に「Rez」を「発表後」に変更しました。



運命の正解発表。なんと、最後の判断は大成功で、3人の仕分けは全問正解でした！　気になっていた「Rez」は、やはりPS2版と同時発売なのでした。ノブオは「通いつめていた中古ゲーム屋に感謝したい」と、青春時代を回顧します。

この放送は「ネットもテレ東」で限定配信中です！