靴ひもの結び方にはたくさんの方法があり、簡単なものもあれば難しいものもあります。靴ひもの結び方を子供に教えるにせよ、自分自身が新しい方法を探しているにせよ、必要なのは練習をする忍耐力とお気に入りの靴だけです。蝶々結びを試すか、うさぎ結び円形結び、あるいはイアンノットを使って結んでみましょう。

方法 1
方法 1 の 4:

蝶々結び

  1. 1
    靴を平らな床に置きます。靴ひもを靴の両側に垂らしましょう。[1]
    • この結び方を人に見せる際は、手の動きが見えるよう、つま先をその人の方へ向けましょう。
    • 子供が簡単に結べるよう、靴ひもの下の方を茶色に、真ん中辺りを緑に、上の方を茶色に着色しましょう。こうすれば、ひもで輪っかを作って見せる際、「樹」を作っているように見えます。つまり子供は、ちょうど葉が樹の上の方にあるように、ひもの緑の部分が輪っかの上の方に来ればいいのだと分かるのです。
  2. 両側のひもを手に取って、交差させ、片方を穴に通し、きつく結びます。靴の中央に結び目が来るようにします。[2]
  3. 輪っかは、親指と人差し指と中指でしっかりと押さえておきます。[3]
    • 「樹」に見立てる方法を使っているなら、樹の幹に当たるひもの茶色の部分が下になるようにし、葉っぱに当たる緑の部分が輪っかの上になるように子供に教えましょう。
  4. そのひもを指と輪っかの上にしっかり留めておきましょう。自分と反対側ではなく、自分の側に向かってひもを巻きます。[4]
    • 「樹」に見立てる方法なら、ひもを樹の「幹」のところに巻くように教えましょう。
  5. 空いている方の手でひもを穴に通します。輪っかを作ったひもと巻いたひもとの間に穴が出来ているはずです。そこに巻いた方のひもを通して引っ張りましょう。[5]
    • 他の説明の仕方として、穴の中へひもを突き出して、もう一個の輪っかを作ると言うこともできます。
  6. これで、靴ひもをきれいに結ぶことができました。
    • 子供には、樹の幹の上の方を両側に強く引っ張ると説明してもいいでしょう。
方法 2
方法 2 の 4:

うさぎ結び

  1. 1
    靴を平らな床に置きます。靴ひもを靴の両側に垂らしましょう。[6]
  2. 両側のひもを手に取って、交差させ、片方を穴に通し、きつく結びます。靴の中央に結び目が来るようにします。
  3. 輪っかは、親指と人差し指と中指でしっかりと押さえておきます。輪っかが小さく、「尻尾」が長くなるようにしましょう。
  4. 輪っかは、親指と人差し指と中指でしっかりと押さえておきます。「尻尾」は長く、輪っかは小さくします。
  5. 輪っかをもう片方と交差させ、出来ている穴に通します。
  6. これでうさぎ結びの完成です。
方法 3
方法 3 の 4:

円形結び

  1. 1
    靴を平らな床に置きます。靴ひもを靴の両側に垂らしましょう。[7]
    • この結び方を人に見せる際は、手の動きが見えるよう、つま先をその人の方へ向けましょう。
  2. 両側のひもを手に取って、交差させ、片方を穴に通し、きつく結びます。靴の中央に結び目が来るようにします。[8]
  3. この結び目は締めずに緩い状態にしておきます。そこに円の形が出来ますので、ぎゅっと締めてしまわず、靴の上に平らに寝かせます。[9]
  4. ひもが円の中を通り、反対側に出てくることを確認します。それを緩いままにしておき、完全に引っ張ってしまわないようにします。[10]
  5. ひもは円の中を通って反対側に出てくるはずです。[11]
    • これで結び目の両側に二つの輪っかが出来ているでしょう。
  6. 安全のため、輪っかはきつく結びましょう。これで、円形結びが出来ました。[12]
方法 4
方法 4 の 4:

「マジックフィンガー」または「イアンノット」

  1. 1
    靴を平らな床に置きます。靴ひもを靴の両側に垂らしましょう。[13]
    • この結び方を人に見せる際は、手の動きが見えるよう、つま先をその人の方へ向けましょう。
  2. 両側のひもを手に取って、交差させ、片方を穴に通し、きつく結びます。靴の中央に結び目が来るようにします。
  3. 右手の親指と人差し指で片方の靴ひもをつかみます。このとき、指が自分の方へ向くようにします。
    • 小指でも靴ひもをしっかり押さえます。
    • 親指と人差し指でロブスターのはさみのような形を作ります。[14]
  4. 左手の親指と人差し指で片方の靴ひもをつかみます。ここでもやはり、指が自分の方へ向くようにします。
    • 小指で靴ひもを押さえることを忘れないようにしましょう。親指と人差し指でロブスターのはさみのような形を作ります。
  5. 指がお互いの方を向くようにします。
    • ロブスターのはさみのような形が2つ向き合っているように見えるでしょう。
    • ひもで「X」の形を作るようにします。
  6. 指でひもをつまんできつく結びます。ひもを結んだあと、靴の両側に2つの輪っかと、靴の中央にきれいな結び目が出来ているはずです。

ポイント

  • 結び方を自分で練習するとき、あるいは子供に教えるとき、1日ですべてやらないようにしましょう。1週間程度かけて、1日に10分ほど練習するといいでしょう。
  • 習うより慣れよです。結び方の練習を続けていれば、すぐにでも素早く簡単に結べるようになります。
  • 自分にとってやりやすい方法が一番です。その方が素早く靴ひもが結べるようになるでしょう。
  • 靴ひもを結ぶ上で、絶対に正しいとか間違っている方法というのはありません。靴が快適に履けて、歩くときに痛みを感じないのであれば、どんな方法を取っても構いません。
  • ゆっくり練習すれば、より正しく結べるようになるでしょう。
  • 輪っかが解けてしまったら、しっかり締まるまで靴ひもを引っ張りましょう。

このwikiHow記事について

共著者 ::
認定ランニングコーチ
この記事の共著者 : Kai Ng. USATFおよびRRCA認定ランニングコーチのカイ・ンは、「Run Coach Kai」のランニングコーチです。レースは55回、マラソンは15回を超える大会で完走。あらゆるレベルのランナーの指導を専門とし、誰でもランナーになれることを広く伝えています。正しいランニングフォームを教え、トレーニングを持続する責任を課すことで、クライアントの目標達成にコミットしています。 この記事は18,041回アクセスされました。
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記事のサマリーX

うさぎ結びで靴ひもを結ぶには、両方のひもを交差させて片方を穴に通します。両方のひもを左右に引いてきつく締めましょう。片方のひもで「うさぎの耳」の輪っかを作り、親指と人差し指で輪っかの根元を押さえてほどけないようにします。もう片方のひもで「うさぎの耳」の輪っかを作りましょう。「うさぎの耳」の輪っかが2つできたら、両方を交差させて片方を穴に通します。輪っかを左右に引き、きつく締めたら完成です。また、蝶々結びで靴ひもを結ぶには、まず両方のひもを交差させ、片方のひもをひもが交差した部分の下に通します。両端を引っ張ってきつく締めましょう。片方のひもで輪っかを作り、親指と人差し指で押さえます。もう片方のひもを輪っかに巻き付けます。向こう側ではなく手前に向かってひもを巻きましょう。輪っかを作ったひもと巻いたひもとの間にできた穴にひもを通して、輪っかをもう1つ作ります。通したひもを最後まで引き抜かないようにしましょう。最後に、両方の輪っかを引っ張ってきつく締めます。 円形結びやその他の結び方は記事を参考にしましょう。

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