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小山田圭吾「アイドル的なイメージを変えるため」といじめ釈明も…世間は拒絶 復帰は“イバラの道”

過去のいじめ行為で東京オリンピック開会式の楽曲制作担当を辞任したミュージシャン、小山田圭吾(52)。発売中の『週刊文春』のインタビュー取材に応じ、1994年発売の雑誌などに語ったいじめについて“釈明”しているが、世間の受け止め方はかなり厳しいようだ。

この問題は、小山田が開会式のメンバーとして公表されると、94~95年当時、雑誌に学生時代のいじめを語っていたことがクローズアップされた。その内容が、学生時代に同級生を箱に閉じ込め、障害のある生徒を「全裸にしてグルグルに紐巻いて」「バックドロップしたり」と語るなど陰惨だったため、批判が相次いだ。

今回、小山田は、実際のいじめは小学生のとき、知的障害のある同級生を「段ボールの中に入れて、黒板消しの粉を振りかけてしまった」と告白しているが、全裸にして縄で縛り、自慰行為を強要したのは上級生だったと説明するなど「僕が行ったものではないものも多い」と一部については否定した。

そのうえで、インタビューでいじめを語ったのは、当時のアイドル的なイメージを変えるためだったとし、「露悪的なことをしゃべってしまった」としている。

「いじめの内容もいただけないもので、非難されてもおかしくないですが、それ以上にいい大人になって、それを自慢げに語ったことが問題だった。ライター側に多少の脚色があったとしても、出版された時点で否定なり、抗議なりするべきだった。今ではもはや言い訳にしかならない」とはスポーツ紙記者。

今回の文春の記事がネットニュースとして報じられると、〈どこに信用できる根拠があるのか全くわからない〉と発言自体に疑問を投げかける声や、〈そんな告白で許されるとでも思っているんだろうか〉と厳しい意見が飛び交っている。

「今回のネット上での反応をみるかぎり、拒否反応が相変わらず強い。これはなかなか払拭することができないでしょうから、小山田の復帰の道はかなり遠いでしょう」と民放関係者。

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