社会

オミクロン株確認 千葉県知事 “県内の10人ほどが濃厚接触者”

ナミビアから入国した男性が新たな変異ウイルス、オミクロン株に感染していたことが確認されたことを受け、千葉県の熊谷知事は12月1日、県内の関係者10人ほどが同じ航空機に乗っていたことを明らかにし、濃厚接触者として宿泊療養施設で健康観察を行うなど、対応を急ぐ考えを示しました。
11月28日、成田空港で、アフリカ南部のナミビアから入国した30代の外交官の男性が、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していたことが30日、日本国内で初めて確認されました。

これについて、千葉県の熊谷知事は1日、記者団に対して、県内の関係者10人ほどが同じ航空機に乗っていたことを明らかにしました。

そのうえで、「緊張感を持って、特別な対応をしばらくの期間続けていく」と述べ、濃厚接触者として、同居する人とともに宿泊療養施設に入ってもらい、健康観察を行うなど対応を急ぐ考えを示しました。

また、11月30日から外国人の新規の入国が原則停止されていることについては「千葉県が抱える成田空港や航空関係産業にとってみれば厳しい状況だが、この対応を誤って感染が急拡大すれば、問題が長期化するので特別な対応をとる必要がある」と述べました。

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