2014年公示地価が3月18日に発表された。中央区勝どきや、月島など、東京都の湾岸エリアでは10%ちかい上昇率となり、昨年決まった2020年の東京オリンピックの効果が早くも現れているようだ。
注目を集める東京の湾岸エリアでは、相次いで高層タワーマンションのプロジェクトが進行中。気になっている物件があるという人も多いだろう。
ところで、高層タワーマンションを検討する人の中には、地上との「気圧」の差が気になる、という方も少なからずいるだろう。高層階に住むことで気圧が変化し、体調を崩すなんてことはあるのだろうか?
結論から言えば「心配なし」。気圧は10m上がるごとに1hpa(ヘクトパスカル)変化するが、例えばマンションの25階だと、高さはおよそ100メートル。気圧が10hpa下がる計算だ。10hpa程度の変化は、気象状況による気圧変動の範囲内。つまり、高層マンションの上層階に住むからといって、そこまで過敏になる必要はなさそうだ。
そもそも、気圧の変化というものは、身体にどんな影響を与えるのだろうか?
そう話すのは、肩こりなどさまざまな体調の変化に詳しい、「五本木肩こり研究所」を営む丸山太地さん。
なぜ気圧が低くなると体調に変化が生じるのだろうか。
検査値に出ないとは困ったものだが、もし気圧の変化で体調に異変を感じた場合、なにか対策方法はあるのだろうか?
なるほど、まずは手軽にできるマッサージで様子を見るのもひとつの方法のようだ。
高層マンション暮らしについては気圧の心配はなさそうだが、もし雨の日などに、気圧の変化で体調を崩しやすい方は試してみるといいかもしれない。