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トゥヘル監督も首かしげる好調カストロの独代表選外…レーブ監督が理由を説明

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MFゴンサロ・カストロのドイツ代表未招集に異論を唱えていたトーマス・トゥヘル監督

 W杯欧州予選に臨むドイツ代表メンバーが9月30日に発表され、ドルトムントで好プレーを見せるMFゴンサロ・カストロの招集はまたも見送られた。教え子の選出を確信していたトーマス・トゥヘル監督は異論を唱えたが、ヨアヒム・レーブ監督がドイツ『キッカー』で招集外とした理由について説明している。

 カストロは昨季、トゥヘル新体制の補強第1号としてドルトムントに迎えられた。今季はここまでリーグ戦全6試合に出場して2得点と好調を維持。2007年以来となるドイツ代表復帰も期待されたが、今回もメンバーリストに名前がなく、トゥヘル監督は「非常に失望した」と語っていた。

 招集を見送る判断を下したレーブ監督は、カストロのパフォーマンスを認めながらも、現代表に加わる難しさを説いている。「彼のことはチェックしているよ。これまで代表から離れていたのは成長が見られなかったからだが、彼はドルトムントで向上している。攻撃的なMFとして頭角を現し、決定力も示しているね。ただ、今は同じポジションの選手層が厚すぎるんだ」。ドイツの指揮官はカストロが右サイドバックとして招集されていた当時との違いを挙げ、理解を求めた。

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