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「Wear OS」に「バージョンH」アップデート──バッテリー関連などの新機能追加へ
Googleが、スマートウォッチOS「Wear OS by Google」を向こう数カ月中にアップデートする。アップデートの名称は「System Version: H Update」。バッテリー節約やアプリ操作に関する新機能を追加する。
米Googleは11月15日(現地時間)、スマートウォッチOS「Wear OS by Google」(以下、「Wear OS」)のアップデート「System Version: H Update」を向こう数カ月中にOTAで提供すると発表した。
Wear OSの現在のバージョンは「2.2」。Hが何に由来するのか、“システムアップデート”が何を意味するのかの説明はない。今後のアップデートがアルファベット順になるかどうかについても言及されていない。ヘルプページには、バージョンを確認すると「たとえば、Wear OS by Google のバージョンが「2.1」、システム バージョンが「H」のように表示され」るとある。
このアップデートでの新機能として、以下が紹介された。
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- バッテリーセーバーモードの改善:バッテリー残量が10%を切ると自動的にバッテリーセーバーモードになる
- “オフボディ”機能:腕から外すなどして30分以上動きがないと「ディープスリープ」モードになる
- アプリ再開機能:すべてのアプリで、起動すると前回終了した画面が表示されるようになる
- 2ステップで電源オフ:電源ボタンの長押しで電源オフ画面が表示され、そこで電源オフか再起動を選択できるようになる
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