受賞結果

2013 年 8 月 17 日、仙台市内の会場において、第一回 Google サイエンスフェア in 東北の研究発表会を実施しました。

今回、岩手県、宮城県、福島県の高校、高等専門学校の 1 〜 3 年生を対象に参加者を募集。20 校、 38 チーム、102 名の高校生が発表会に参加、生物学、工学、物理学などをテーマに研究成果を発表しました。

日本国内での初開催にともない、高校生がより自由に発想し、新しいアイディアを試す勇気を後押しをするために、東北大学にご協力いただき「メンタープログラム」を導入しました。メンタープログラムには、東北大学の学生 63 名(学部生 19 名、修士:35名、博士:9 名)が参加、各自の専門や研究テーマに沿って、各研究チームを 1 ~ 2 名が担当。発表会当日は、42 名 のメンターが参加し、約 3 ヶ月に渡り高校生の研究活動をサポートした高校生たちの発表を熱く見守りました。

当日の様子は、研究発表会について のページより、動画をご覧いただけます。

審査は、「独創的なアイディアであるか」「科学的な手法を踏まえて、しっかりした研究がなされているか」「構成が仮説、検証、考察という流れで、わかりやすくまとまっているか」を基準に、日本科学未来館、東北大学、Google 及び高校生、メンターが、「日本科学未来館賞」、「東北大学審査員賞」、「Google 賞」、「オーディエンス賞」を決定しました。また、上記 4 賞の中から、会場全員の投票で、「アンバサダー賞」を決定しました。

アンバサダー賞

宮城県仙台第二高等学校 チーム名:あじさい

宮城県仙台第二高等学校 チーム名:あじさい
『あじさいで発電!?』
山中 美慧さん

受賞した山中さんは「夜遅くまで実験に付き合ってくれたり、夏休みを返上してアドバイスをくださったりした先生やメンターの方々のおかげで、ここまでくることができた。」と受賞の喜びを語ってくれました。また、同チームのメンターである佐藤 匡裕さんと邉見 ふゆみさんも「熱意を持って取り組んでいた山中さんの頑張りが、このような素晴らしい結果に繋がったと思う。サポートできたことがとても誇らしい」と語っています。

日本科学未来館賞

福島県立郡山北工業高等学校 郡山北工業高校化工科トマト研究チーム

福島県立郡山北工業高等学校
郡山北工業高校化工科トマト研究チーム
『トマト茎と葉を原料とした機能性梱包容器の開発』
草野 椋祐さん、石川 夏子さん、遠藤 朋美さん

東北大学審査員賞

宮城県農業高等学校 科学部復興プロジェクトチーム

宮城県農業高等学校
科学部復興プロジェクトチーム
『育てる桜へ~簡易な根群域除塩法の開発と普及~』
大久 駿さん、千葉 悠也さん、佐藤 和人さん

Google 賞

福島県立会津学鳳高等学校 SSH 探究部 アブラナ班

福島県立会津学鳳高等学校
SSH 探究部 アブラナ班
『アブラナ科植物の耐塩性に関する研究』
山本 純さん、相原 佳奈さん、佐藤 由輝さん

オーディエンス賞

宮城県仙台第二高等学校 チーム名:あじさい

宮城県仙台第二高等学校
チーム名:あじさい
『あじさいで発電!?』
山中 美慧さん
オーディエンス賞は、本サイエンスフェアに参加した高校生、メンターの投票で決定

審査員特別賞

審査員特別賞

今回、優れた発表がたいへん多かったため、急遽、次の2校に本賞の授与を決定しました。

宮城県仙台第三高等学校 チーム名 : 三日月
『宮城県内のミカヅキモデータベース作成に向けたジュズミカヅキモTM01株のキャラクタライズ』
鈴木 沙也香さん、工藤 由佳さん

宮城県古川黎明高等学校 ゲジ班
『ゲジの足の自切と歩行速度について』
中澤 智志さん、林 滉太さん、山崎 道隆さん

審査員コメント

北澤 宏一

日本科学未来館 科学コミュニケーション特別主監 北澤 宏一 先生

「高校生らしく、身近なところから好奇心を持って考えられた、良い研究が多かった。研究を続けてより『サイエンス』に近づけていくことを期待している。これからも、いつでも好奇心を持ってあらゆることに興味を持ち続けて育ってほしい。今後も頑張っていただきたい。」
吉澤 誠

東北大学サイバーサイエンスセンター 教授 吉澤 誠 先生

「職業的な研究者ではない、高校生らしい純粋な研究発表が多く、興味深く聞かせてもらった。メンターのサポートの力で分かりやすい発表にしようという努力が見られた。中には実用化に近い研究もいくつかあった。これをきっかけに科学に対する興味を深めてほしい。」
河合 敬一

Google グループプロダクトマネージャー 河合 敬一

「これからの東北に何が出来るかというテーマ設定に、若き科学者である高校生たちの熱意を感じました。研究、発表、チームワーク、どれもがすべて素晴らしかったです。東北の高校生を応援したいと思って始めたイベントでしたが、かえって私たちの方が勉強させてもらいました。」
Google サイエンスフェア in 東北 研究発表会