Earth Outreach

最初の手順

1. Google Earth を起動します。

2. ガーミン製またはマゼラン製の携帯 GPS デバイスに保存されたデータをインポートするには、パソコンの USB またはシリアルポートにデバイスを接続し、デバイスをオンにします。このデータを次のセクションで使用できます。

3. チュートリアルの後半でテストに使用する GPS データも入手しておきましょう。サンプル データセットをダウンロードするには、こちらのファイル GPS_track_Save-the-Elephants.gpx を右クリックしてパソコンに保存します。このデータは、チュートリアル用のテストデータとして Save the Elephants からご提供いただいたものです。

携帯 GPS デバイスから GPS データをインポートする

1. ガーミン製またはマゼラン製の携帯 GPS デバイスが、パソコンの USB またはシリアルポートに接続されており、デバイスがオンになっていることを確認します。

   注: USB で接続する場合、まず GPS デバイスのドライバのインストールが必要になることがあります。必要なドライバは、付属の CD からインストールするか、製造元のウェブサイトからダウンロードします。

2. [ツール] メニューの [GPS] を選択します。

   

3. [GPS インポート] ウィンドウで [インポート] タブを開き、使用デバイス（ガーミンまたはマゼラン）を選択します。

4. ウェイポイント、トラック、ルートをインポートする場合は、該当するチェックボックスをオンにします。

   

5. [インポート] をクリックします。データがデバイスから Google Earth に直接ダウンロードされ、後述のとおり閲覧や保存ができるようになります。

6. このチュートリアルでは、先ほどダウンロードした GPS_track_Save-the-Elephants.gpx ファイルをインポートして使用します。ファイルから GPS データをインポートする方法については、後述します。

7. 携帯 GPS デバイスからインポートしたデータには、デバイスで収集した際のタイムスタンプ（日時データ）が付いているため、アニメーション表示が可能です。[場所] パネルで GPS データを選択し、時間コントロールの再生ボタンをクリックすると、アニメーション表示が始まります。

   

8. GPS データを KML ファイルとして保存します。[場所] パネル内で GPS データのフォルダを右クリックして [名前を付けて場所を保存] をクリックするか、[場所] パネルで GPS デバイスのデータを選択して [ファイル] メニューから [名前を付けて場所を保存] を選択してください。

ヒント

• GPS デバイスからリアルタイムでデータを取得することも可能です。これにより、たとえばノートパソコンを持って外に出れば、現在地を Google Earth でリアルタイムに閲覧できます。[GPS インポート] ダイアログ ボックスで [リアルタイム] タブを選択すると、データをリアルタイムで閲覧する場合のオプションが表示されます。リアルタイムの閲覧には、GPS デバイスがパソコンに接続されており、対応プロトコルのいずれか（最も一般的なのは NMEA）でデータのストリーミングを行っている必要があります。- ノートパソコンを持って外に出る場合は、インターネット接続が可能なうちに、Google Earth で目的の地域にジャンプして閲覧しておきましょう。その地域の画像データがハードドライブに保存され、キャッシュとして参照できるようになります。

ファイルから GPS データをインポートする

GPX やその他の形式のファイルに保存された GPS データをお持ちの場合は、そのファイルを Google Earth で開けます。また、Google Earth で直接接続がサポートされていない GPS デバイスをお使いの場合でも、データをファイルにエクスポートできるデバイスであれば、Google Earth で GPS データを表示できます。GPS デバイスからデータをエクスポートして、パソコンにファイルとして保存する方法については、デバイスの取扱説明書をご覧ください。GPS Babel などのサードパーティ ソフトウェアを使って GPX ファイルをパソコンに取り込む方法もあります。

1. 使用できるファイル（対応ファイル形式は .gpx、.loc、.mps）をお持ちでない場合は、Save the Elephants 提供のサンプル ファイルをダウンロードして使用できます。こちらのファイル GPS_track_Save-the-Elephants.gpx を右クリックして保存してください。

2. [ファイル] メニューで、[開く] を選択します。

   

3. [開く] ダイアログボックスで、GPS ファイルを開くため、[ファイル形式] を [Gps (.gpx, .loc, *.mps)] に切り替えます。

   

4. GPS ファイルを保存したパソコン上の場所に移動し、ファイルを選択します。

5. [開く] ボタンをクリックするとインポート処理が始まります。

6. 表示された [GPS データ インポート] ダイアログ ボックスで、ウェイポイント、トラック、ルートのダウンロードを有効にします。また、[KML ラインストリングを作成] と [標高を地面の高度に合わせる] もオンにします。

   

7. [OK] をクリックします。ファイルがインポートされ、後述のとおり Google Earth で閲覧したり KML として保存したりできるようになります。

   

8. GPS データを Google Earth に読み込んだ後は、ウェイポイントの目印やトラックのパスを編集したり、ウェイポイントやトラックの情報をバルーンで追加したりすることができます。

GPS データの閲覧と保存

1. GPS データを Google Earth に読み込んだ後は、ウェイポイントの目印とトラックのパスを編集したり、ウェイポイントとトラックの情報をバルーンで追加したりすることができます。Google Earth でアイテムを編集するには、3D ビューアまたは [場所] パネルでアイテムを右クリックして、[プロパティ]（Windows の場合）または [情報を取得]（Mac の場合）をクリックします。

2. 携帯 GPS デバイスからインポートしたデータには、デバイスで収集した際のタイムスタンプ（日時データ）が付いているため、アニメーション表示が可能です。[場所] パネルで GPS データのフォルダを選択（ハイライト表示）し、時間コントロールの再生ボタンをクリックすると、アニメーション表示が始まります。

3. GPS データを KML ファイルとしてハードドライブに保存するには、[場所] パネル内で GPS データのフォルダを右クリック（Mac の場合は Ctrl を押しながらクリック）して、[名前を付けて場所を保存] を選択します。

   下の画像は、Save the Elephants がモニタリングしているゾウの GPS トラックを Google Earth で表示した様子です。

   

ディスカッションとフィードバック

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GPS データのインポートに関する詳細は、こちらの Google Earth ユーザーガイドでご覧いただけます。

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