神話研究の第一人者による魅力あふれる入門書
第二次世界大戦後のルーマニアの政情を背景に,現実世界と神話的世界の交錯のうちにカフカ的状況がかもし出される。宗教学者・文学者エリアーデの代表的幻想小説。
待ち続けた二人のもとに、ついに「やってきたゴドー」。かつて70年代に書かれた「にしむくさむらい」の後日譚として、小市民の本質を抉った「犬が西むきゃ尾は東」。アーサ ...
農場で暮らす女の子、サリーの四季には、懐かしい感じのする「幸せ」がたくさんあります。五感のすべてで季節を感じることのできる幸せ。まぼろしの名作、待望の復刊。
とは何か? 「民族」とは近代に作られた観念的共同体だが、その核心をなすのはコミュニケーションの媒体である言語そのものではなく、いわゆる「メディア」によって伝えられ ...
商業演劇も、小劇場も、海外も同じ。発想は危地からしか生まれてこない。日本を代表する演出家の70数年の半生は、自意識過剰な自己との絶えざる格闘だった。97年以降の80数本 ...
戦乱の果て、永遠なる平和を求めて――なぜこれほど、戦争と暴力が続くのか。連綿と引き継がれる戦乱の歴史。対立と協調の二側面から地域の歴史を詳細に追う、バルカン史の ...
SFまがいの着想、別世界の住人との対話――滑稽譚2篇はキリスト教の枠を破壊し、社会と制度を痛罵。ユートピア小説、代表作.
能と狂言は、いまなお多くの能楽堂で演じつづけられている、現代に生きる演劇だ。人々の霊や、神、鬼などを通して、現世をはなれ、幽玄の風情にひたれる詩劇＜能＞。おなじ ...