... といふ語は一つも見えないのである。然るに極めて稀に(寛永活字本に據る)マイスルといふ語一五三この稿は現代口語に於ける丁寧の助動詞マスの歴史的研究の一部分である。マイスルといふ語はマヰラスルのラの脱落した形であつて、歴史的仮名遣に從へば ...
... 語 2 』(昭 56 角川書店)まいか〔連語〕○杉浦明平「〈まいか〉〈そうじゃん〉」(『言語生活』 9 昭 3 ・ 12 )まいする(参) ○春日政治「マイスルといふ語」(『九大国文学』 1 昭 6 =『国語叢考』昭 229 新日本図書) ○蜂谷清人「狂言〈比丘貞〉の用語二 ...
... といふ語が行はれてゐて實例は抄物に散見する。活用は「せ、し、する、する、すれ、せよ」とはたらいてゐる。この語に就いては、同じく春日政治氏は「マイスルといふ語」(「九大國文學」第一號——昭和六年九月—號所載)に於て詳論を試み「マイスルは ...
... 語の精神』(佐藤喜代治)『古代日本語』(浜田敦)『国語学概論』(橋本進吉)上代から中世までの日本語について述べたもの。橋本 ... マイスルといふ語」「甑島に遺れるマラスルとメーラスル」などの論文を収める。『国語叢考』(春日政治)『中等文法 ...
... マイスルといふ語」(『国語叢考』一五六頁)では、第一、三冊を欠くとなっているが、この両冊は「弘宗口訣」という書名になっていて、その当時別物とされていたのであろう。第二冊は竜門本にきわめて近く、その点から足利本は竜門本が全冊揃っていた時に ...
... 語研究』第一集所収)春日政治博士「敬譲助動詞マラスルについて」「マイスルといふ語」(二篇ともに「国語叢考』所収)拙稿「抄物とその助動詞三つ」(「国語国文』昭 4 ・ 5 )注 6 山崎久之氏「『お=ある』『お=やる』『やる』の変遷」(「近代語研究』第 ...
... マイスルといふ語」(九大国文学,昭和六年九月)の論文で、次のような例をあげて、○ O O 使者カ聞ホトニ心得サセマイセウトテ足ヲフムソ(史記抄十二)。。。 O 此ホトノ事ヲカヘシテ聞マイスル者モナカツタ(勅規桃源鈔)。。。物ヲモ皆過分ニマイセラレテ(蒲 ...
... マイスルと書くことにしておく。」(同書 P 一)と述べておられる。けれども、マイラスルのラが脱落するということは考え ... といふ語」<『国語叢考』所収 V )、これについて、同博士は、「マイスルといふ語はマヰラスルのラの脱落した形であつて ...
... マイスルといふ語」(九大国文学,昭和六年九月)の論文で、次のような例をあげて、。。。使者ヵ聞ホトニ心得サセマイセウトテ足ヲフムソ(史記抄十二) OOO O 此ホトノ事ヲカシテ聞マイスル者モナカツタ歟(勅規桃源鈔)。。。物ヲモ皆過分ニマイセラレテ(蒲室 ...
... 語の発達の実態―一男児の 2 歳から 3 歳前半まで! (大久保愛)、小学校低学年用国語教科書の用語(島村直己)、分散処理端末 ... マイスルといふ語、甑島に遺れるマラスルとメーラスル、狂言詞覚書、手だてと目あて、かながきの読みにくいといふ人に ...