1970年代以降，従来未公刊であったヘーゲルの草稿や講義録が続々と出版され，ヘーゲル哲学の研究は画期的な進展を見せている．著者はそれらドイツでの研究動向を踏まえ ...
... 批判にヘーゲル特有の歴史的な展望の拡がりを与えているのは、フィヒテへの体系的な批判が、啓蒙主義的な理念の実現から生じてくる様々の病理的な退行現象に対する文化批判と重ね合わされている点なのである。ヘーゲルは、フィヒテの体系では知性と自然 ...
... 自然法講義草稿」(一八〇ニー八〇五) (加藤尚武訳・解説) :思索 12 [ '79 ] p119 ... 近代自然法批判への視座(竹村喜一郎) :現代の眼 19 ( 2 )【 78.2 ] P260 ~ 271 ヘーゲルと自然法 ... ヘーゲル「法の哲学」における 207 哲学・思想一西洋法哲学.
... ヘーゲルの法哲学が一つには自然法理念の形而上学的完成であったためである。この ... 近代篇価二八〇〇円位置づける□総説索引参考文献を附している全巻完成!本書の ... 批判は、ヘーゲル的形而上学思想とマルクス的形而上学的思考の対決として ...
... 〈自然法—へ—ゲル—マルクス〉の視点から再構成された。だがともあれ ... 批判ではなく、ただへ I ゲルの国家論に限学研究の当初から、一番拠り所としてきたこの若き ... へーゲル法哲学に取りたというのでは決してない。ただ今にして想えばへ—ゲルも ...
... 法とそのすべての諸規定はもっぱら自由な人格にもとづいており、むしろ自然規定の反対物である自己規定( eine Selbstbestimmung , welche vielmer das Gegenteie der Naturbestimmung )にもとづいている。それゆえに、自然の法とは強力が現存していること ...
... 自然法論文」、「人倫の体系」がそれである。執筆時期からすれば「憲法論」と ... ヘーゲルの政治思想の水準からいえば後者が前者より後退しているとすらいえる ... 近代→近代の超克、というシェマがそれである。この歴史観にはゲテ、シラー(特に ...
司法的裁量論批判と法理論( 1 ) —R ・ドゥオーキンの所説に関する研究ノート(論説) ... 自然法論と法実証主義」についての覚え書(論説)第 200 号-I ( 39 巻 12 号) ( 1987.7 ) 173 ~ 199 頁稲福日出夫ヘーゲル ... 若きヘーゲルにおける「家族」の倫理 ...