関西主要美術館の9館の全面的な協力によってはじめて結集した中国書画の優品一五〇余点を掲載。
... において、一流風一四一折衝儒墨陣堂堂。書入顔揚鴻雁行。胸中元自有三丘壑。故作老木蟠風霜三子枯木黄庭堅説黄庭堅( 10 四~ 110 五)。宋代の文豪で書家としても大を成した山谷・黄庭堅は、詞史においても忘れることのできない人物である。黄庭堅は、蘇軾 ...
... 蟠風霜故に老木の風霜に蟠まるを作る(題子瞻枯木)と、胸中の丘壑が自然より先に在って、画面では枯木となると説く。これは、蘇軾のいう「胸中の成竹」すなわち、最初 虚心觀萬物虚心万物を観れば險易 33 大野:黄庭堅詩における“もの”による思考.
黄庭堅 〔 1 〕東坡能畫枯木竹石,見本集詩中。今傳世真本也還有存者。〔三〕折衝是言能斟酌調停之意。荀子「儒者使人兩得之也,墨者使人兩失之也。』顏楊是唐朝顏真卿和五代楊凝式兩大書家。二句言東坡是一大學者,他的學識能調停儒墨而得其平,在學術界 ...
... 黄庭堅以後の文人畫時代から詩文の一體を形作ることになった。この時代は、前に述べたように文人畫家が續々と現れた時で、かれらは自作の畫に題跋を書くほかに、師弟、知友の間で詩 ... 枯木竹石に黄庭堅が、李公麟の馬に蘇械、黄庭堅らが題を書いた例は ...
... 枯木(巻五九) (一巻)蘇李画枯木道士賦これを門人の黄庭堅の詩文に見ると、( 3 )押し車などは画材の多様さを示す例として引いておく。 6 は 1 と同じく竹石を描いたもの。( 2 )蘇軾の詩文に見えるのは右の六例である。 1 竹石( 1 竹 1 )「憩寂図」について ...
... 黄庭堅詩における実に日に筋力を尽す. 忽憶江清水見沙夜聽疏疏密密晚看整整復斜斜 ... 枯木のふりをして体を動かさず、手の感覚はセのとまることだけに集中させた話を ... 詩が、東坡と山谷の双方に在るが、東坡はその中で、人を賤しみ、馬を貴ぶ愚 ...
... 黄庭堅の詩に「次前韻謝與迪恵所作竹五幅」なるものがあり、「吾宗墨修竹心手不自 ... において、「大年學東坡先生作小山叢竹殊有思致但竹石皆覺筆意柔嫩蓋年少喜奇 ... 枯木竹石を善くするものが何人かいる。(蘇軾、王詵、米芾、劉、蔡)彼等は ...