広島市は古くから軍都として栄えており、比較的早くから高射砲が配備されていた。しかし昭和19年後半に米軍による空襲が本格化してからは、相対的な重要度が低下し、他の ...
広島県戦災史[1]によると、福山には誠之館中学校(現在の福山誠之館高校)のグラウンド、廃川地(現競馬場)、福山連隊の3ヶ所に高射砲や高射機銃が配備されていたとある。また ...
海軍が陸上防衛専用に開発した防空用探照灯であり、生産数は海軍の中では恐らく最も多い。アーク発生システムや管制器は96式110pのものをそのまま転用したようだが、胴体は ...
このレーダーは、普通は高地の土塁に囲まれた部分や、コンクリート製の建物の屋根の上に配置されている。一応移動式のレーダーだが、同一の場所に長期間置かれたままになっ ...
海軍の主要な火器管制レーダーはS3、S23、そしてS24である。これらの内、S3とS24が最も一般的に使用されている。これらのレーダは、その形状、性能共に良く似ている。最初 ...
高射砲陣地には弾薬庫が付きものだが、元宇品の高射砲陣地では弾薬庫の明確な遺構は残っていない。弾薬庫は爆発の被害を最小限に抑える目的から、周囲を土塁等で囲われた ...
住所は岩国市ではあるが、倉橋島の南東約10qに浮かぶ柱島に、海軍の特設見張所が設置されていた。特設見張所跡のある金蔵山には、東下の集落から軍道をほぼそのまま ...
大平山砲台は、昭和13年11月末に建設が決まり、昭和15年7月に竣工しているが、12.7cm連装高角砲を装備した防空高角砲台としては国内で最初の砲台である。他の12.7cm連装 ...
高尾山山頂には電探台(A)と指揮所(B)、またそこから南に下る尾根上にはトイレ(C)と機銃座もしくは監視用蛸壺(D)とがある。 山頂部:. 左:電探台Aを南から、右:電探基礎A.
広島駅の北裏にある二葉山山頂付近に高射砲陣地があった。戦後、仏舎利塔が建てられ、公園として整備されてしまい、更に墓地が造られたために、高射砲陣地そのものは消滅し ...