こんにちは。ブラッドリーマイヤーズです。

今日は組み方についてどうすれば一番男性に負担がないか
を調べた結果をご説明したいと思います。

ダンスでは組む時に男性が立ち位置を決めます。
下の4つのイラストをご覧下さい。

あなたはどのタイプですか?

図Aは女性が男性と組む時、男性の骨盤と並行に組んでいます。
並行

多くの人がまず、
『半身ずらして入りなさい!』
と言われていると思います。
もちろん、ワルツでもタンゴでも同じように並行に向かい合って
半身ズレと教わります。


図Bは女性が右の骨盤を男性の中心に合わせています。
右腰

実はこれ、初めからこのように考えて組んでくる方もいますし、
本来は図Aのように並行のハズがネックを左斜め後ろの方に視線
を向かされる事で結果的にこうなる方がいらっしゃいます
そして一番多いパターンではないでしょうか?



図Cは女性の中心が男性の右腰に合わせて組んでいます。

中心浅



この図がワルツ、スロー等(タンゴ以外)の組み方の基本となります。
この状態でも頭と視線を左に向けてしまうと、やはり踊っている間にAやBの
態勢に変化してしまいます。
頭の向き(視線)についてはまた次の機会に。



図Dは図Cと基本は同じですが、かなり深く組んでいます。
中心深


この態勢がタンゴの時の組み方の基本となります。
何故違うのか?と言うと、女性の左手は男性の右腕を更に
超えて組んでいくからです。
図Cのまま、男性の右腕を超えて組むと、左の肩甲骨だけが
伸びてしまうので、両方の※"肩甲骨を軽く締めておく"には、
この深く組み込む態勢が自然な形になります。
よく、『男性の左肘は鋭角になる』と言う話を聞いた事は
ありませんか?
これは女性がワルツなどの組み方より更に深く組む為に起こります。
但し!女性の腕の長さが長い人は鋭角にはなりませんし、
短い人は更に鋭角がキツくなります。
常に男女の腕の長さによって変わるので、腕の形だけで説明された方は
鵜呑みにせず、身体の中心から考えるようにしてください。

※の肩甲骨を軽く締めておくことはスタンダードの基本です。
その重要性はまた説明を加えていきます。