中国の干ばつと洪水 | 武蔵野舟木組 2024

武蔵野舟木組 2024

               さすらい

この時期になると、中国の洪水のニュースが毎年報告される。世界最大級の三峡ダムが制限水位を越えて決壊するのではないかと、毎年情報を見ているが、今年は洪水のニュースは少なく静かだった。

 

ところが今年は例年とは全く逆で、高温と降雨がなく、干ばつのニュースが飛び込んでくる。

湖は干上がり、川から流れる水量も少なく、自慢の巨大ダムも水量がなく発電も出来ない状態で、企業の工場が稼働できなかったり、農作物にも影響が出ている。家畜の給水も出来ず大変な状況らしい。

 

ダムのある川の上流では、人工雨を降らせるために、人工を作るロケットを大量に発射しているというが、思うように雨を降らせることが出来ていない。深刻な状況が続いているが余りニュースにならなかったが、ここに来て日本のニュース番組でも伝える様になってきた。

 

かと思えば、中国は広いから、別の地域では甚大な洪水も起こっているという。車が船のように流されていたり、街が洪水で麻痺してしまっているという情報もある。

毎年危ない危ないと見ていた三峡ダムの状況を見ると、今年は決壊の危機は無さそうだが、干ばつにより危機が近づいている。

 

ある情報を見ていて、推測ではあるがと付け加えているが、日本の大雨、線状降水帯の発生は、中国による人工雨ロケットの影響ではないかと説明している。中国からの雨雲の流れを天気図によって追って行くのだが、ロケットを発射地点から雨雲が日本に流れ、北陸から東北にかけて伸びて来るのだ。

あくまでも推測だが、見ていて、それもあり得る。と思ってしまう。

 

中国にはものすごい数のダムが作られていて、そのダムの役割は、治水、利水、発電などがある。

治水は川の氾濫や干ばつをしない様に、水量の調節をする。利水は、飲み水の確保や畑などに水を届ける、そして発電は、電力の供給という事だ。どうも中国では、発電に重きを置いている様に見える。

中国発展の原動力となる電気をいかに沢山作るか。のように思えたならない。

 

ところがダムを沢山作る事により、異変が起きている。例えば三峡ダムなどは、ダム湖の貯えた水量が多いから、常に蒸発した水が雨になり大雨になったり、地震が常に起こったり、山崩れが起きたりしている。建設時から決壊の恐れがあると言われていたが、中国側は「千年もつダム」と言い続けている。

ダム湖には上流から流れて来る堆積物が大量に溜まってしまい、それをすべて取り除くのは無理。放流してもそうしたモノは流れて行かない。

 

三峡ダムが決壊したらというシュミレーションが2020年に発表され、またたく間に下流の街をのみ込み、上海まで被害を受ける。途中には発電所も点在していて、それ等ものみ込むから、最下流の上海の街も機能しなくなる。更には流れ出した水により、海の様子も変わり、海水は汽水になり、魚類にも影響が出る。その影響は日本にも及ぼす事になるのだ。

 

また別の話として、台湾有事などが起きた場合、中国の弱点は三峡ダムで、三峡ダムを攻撃して決壊させれば、中国経済の三分の一程度が打撃を受けるから、戦争どころでは無くなるだろう。

台湾には2000キロほど飛ぶミサイルがあるというから、当然台湾はその様な事も考えて居るだろう。

 

中国の干ばつや洪水は、日本にも大きな影響を受ける事を知って、情報を中止する必要があると思っている。