ハゼましたか？ コーヒー豆を焼くと、ポップコーン程では無いけど「パチッ」と音がして豆が1段膨らみます。 これを1ハゼと言います。 全ての豆が完全に1ハゼを通過するのが鉄則です。 これが無ければ、表面が焼けているだけで芯まで熱が通っていないと言う事です。 ハゼるときはフライパンに蓋がないと豆が飛び出すくらいの勢いがあります。 深焼きの時はさらに焼いて2ハゼに入れます。 おそらくフライパンの底の温度が高いだけで、豆を包む空気の温度が低いのではと思います。 その原因は フライパンの予熱不足(始めに煙が上がるくらい予熱して) 温度ムラ(フライパンの振り不足、火力不足、火とフライパンが近すぎ等) 雰囲気が低温すぎ(3／4くらいアルミホイルで蓋して熱気が逃げない様に) 等かな コレは何度も失敗して身体で覚えるしか無いですが、10回くらいトライすればコーヒーっぽくなると思いますよ。 フライパンは焙煎用具としては少々難しい部類ですが。 毎回、火力と時間と味をメモっておくと勉強になります。 できれば天ぷら用の温度計を入れて温度を測りながら焼くと、最初は失敗が少ないかも。 フライパンなら予熱は230度以上、焼き上がりは焙煎深度によるけど200〜220度くらいかな。 色々ハマって楽しんで下さい。