SDGsに関する映画をZoomで上映し、視聴者みんなで感想をシェアしながら、社会課題解決へのヒントを探る「FRaU SDGs シアター+」。映画配給会社ユナイテッドピープルと共同開催の人気企画、待望の第2弾を7月30日(木)に開催することが決定しました。

今回お届けするのは、日本が世界に誇る“もったいない精神”に魅せられたフードアクティビストが、キッチンカーで日本を旅しながら、「食品ロス」問題を、楽しく、おいしく解決する話題のロードムービー「もったいないキッチン」。8月8日(土)からの劇場公開に先立ち、FRaU SDGs会員のみなさんをオンライン試写会にご招待します。日々、深刻化が進む「食品ロス」問題について、みんなで一緒に考えませんか?

©UNITED PEOPLE

「食品ロスって?」

食品ロスとは、本来は食べられるのに捨てられてしまう食べ物のこと。世界では、毎年生産される食料のうち、およそ1/3にあたる約13億トン、日本では毎日10tトラック1680台分もの食料が破棄されています。日本の場合、食品ロスの約半数が家庭から発生しており、食べ残し、賞味期限切れなどで手つかずのまま捨ててしまう直接廃棄、野菜の皮や身など取りすぎてしまう過剰除去が主な原因といわれています。

 
「もったいないキッチン」ストーリー
もったいない”。
元々は仏教思想に由来する言葉で、無駄をなくすということだけではなく、命あるものに対する畏敬の念が込められた日本独自の美しい言葉だ。そんな“もったいない”精神に魅せられ日本にやってきたのは、食材救出人で映画監督のダーヴィド・グロス。ところがもったいない精神を大切にして来た日本の食品ロスは、実は世界トップクラス。その量毎年643万トンで、国民一人あたり毎日おにぎり1個分。一家庭当たり年間6万円のまだ食べられる食べ物が捨てられている。ダーヴィドはコンビニや一般家庭に突撃し、捨てられてしまう食材を次々救済!キッチンカーで美味しい料理に変身させる“もったいないキッチン”を日本各地でオープンする。
福島から鹿児島まで4週間1600kmの旅。ダーヴィドと旅のパートナーニキを助けてくれるのは、もったいないアイデアを持つ日本のシェフや生産者たち。フレンチシェフがネギ坊主まで丸ごと使うもったいない料理、野山が“食材庫”という82歳で医者いらずのおばあちゃんが作る野草の天ぷら、0円エネルギー、自然の蒸気を使った蒸し料理など、もったいない精神に満ちたアイデアに出逢う。次第にダーヴィドは“もったいない”の先に、食品ロス解決のヒントだけではない、たくさんの幸せを見つけていく。さあ、2人と“もったいないキッチン”の旅に出かけよう!

「もったいないキッチン」の予告編はこちら!

出典/youtube
【応募要項】
FRaU SDGs シアター+
「もったいないキッチン」共創オンライン試写会

■上映作品:「もったいないキッチン」
■日時:2020年7月30日(木)20:00~
■募集人数:100名
■応募締め切り:2020年7月19日(日)23:59
■当選発表:厳正な抽選の上、ご当選された方のみに7月21日までにメールにて直接ご連絡します。
※メールのドメイン受信を設定している場合は、「frau@kodansha.co.jp」からのメールを受信できるよう設定ください。
■応募条件:
1)パソコン、スマートフォンなどの環境でオンライン・ミーティング「Zoom」の視聴が可能なこと。
2)視聴後、SNSブログなどで「#もったいないキッチン」を投稿いただくこと。
■応募はこちらから
https://jn.kds.jp/frau/8601/
■映画「もったいないキッチン」
8月8日(土)シネスイッチ銀座 アップリンク吉祥寺 他で全国順次公開。
■「もったいないキッチン」のダーヴィド・グロス監督による、ヨーロッパ5ヵ国を舞台にした前作「0円キッチン」は、動画プラットフォームVimeoで好評配信中! 
https://vimeo.com/ondemand/zeroen
(72時間のレンタルで¥900)
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