松浦武四郎

命名から150年 なぜ「北海道」に

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松浦が作成した北海道地図。北海道という名前になり、初めての地図で、現在とは南北が逆になっており、北海道の下にサハリンが描かれている=松浦武四郎記念館提供
松浦が作成した北海道地図。北海道という名前になり、初めての地図で、現在とは南北が逆になっており、北海道の下にサハリンが描かれている=松浦武四郎記念館提供

 なるほドリ 2018年で「北海道」と命名されて150年目になるんだってね。

 記者 幕末にロシアの日本進出が進み、国境問題への危機感が高まりました。それまでは国境があいまいだったからです。江戸幕府や明治政府は当時、北海道を蝦夷(えぞ)地と呼んでいました。蝦夷とは中央政権から見て異民族という意味です。日本の領土として明確にするため、名前を改めることになり、1869(明治2)年8月15日の太政官布告で、蝦夷地を北海道とすることが周知されました。

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