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地元漁師からプロの魚の料理法を学ぶ「おさかな料理講習会」が14日、下関市豊浦町小串新宮の県立響高であった。3年生を対象に約20年間続く同校の伝統行事。同市豊北町の県立豊北高との統合により同校最後となる3年生らが、地元漁師との交流を深めた。【近藤綾加】
講習会は、地元の魚のおいしさを知り、魚料理に親しんでもらおうと1998年から始まった。地元漁協の漁師10人が講師役となり、下関産の真アジのおろし方や料理法を伝授。この日は3年生66人と教職員らが参加し、10グループに分かれて刺し身や天ぷら、煮付けなどを作った。
「中骨に沿って平行に包丁を進めて」「皮をむく時は身の方を固定して剥ぐように」など、漁師からコツを教わりながら、生徒たちは真剣な表情で取り組んでいた。藤田祐樹さん(17)は釣りが趣味で自分で魚をおろすこともあるというが「漁師さんに直接教わったのは初めて。スピードも美しさも全然違った」とプロの技に感動しきり。「練習して自分でもできるようになりたい」と話していた。
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